住宅専門の足場組みの仕事を経験したことがあり、一見簡単そうに見えますが実は意外と頭と体力を使います。

住宅の建て方ガイド
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住宅の外壁塗り替えなどの際にかける足場について

私は過去に住宅に足場をかける仕事をしていました。足場にも住宅専門の一足足場とビルやマンションなどの高い建物専用の足場の二種類あります。どちらも経験はありますが、建物の種類が違うだけで材料も全く違います。どちらかというと住宅の足場の方が細かい材料を多く使用するので初め覚えるのに大変でした。新築住宅の場合は住宅の基礎の部分が出来てから組み立てます。初めは図面に従って水平機を使用し基礎と平らになるように高さを調節して、ジャッキと呼ばれる柱の元となる物と手すり支柱を組み合わせて、住宅の周囲を囲みます。この時にメジャーを使用し幅などが狂わないように注意します。少しでもずれが生じてしまうと、最終的に最初に足場組みを始めた部分と最後がつながらなくなってしまうからです。その後、住宅の基礎の周辺に足場が出来たら、今度は各支柱にブラケットと呼ばれる三角形の物を同じ高さに入れていき、そこに網をはめ込んで人が通る道を作っていきます。また、腰ぐらいの高さに必ず転落防止のため手すりを入れ、その後斜材と呼ばれる補強材を斜めに入れていき、どんどん高さを加えていきます。基本的にはこの繰り返しとなります。新築住宅の場合はだいたい正方形の形になり、やりやすく、屋根が出来上がってから細かい2階部分の足場を屋根の上に作ります。
新築の住宅の場合は簡単でやりやすいのですが、すでに立っている住宅の外壁塗装のための足場作りは少し苦戦します。足場を組む際に必ず始める前に機材を家の周囲に組み立てやすいように置くのですが、住宅の周囲にスペースがなかったり、すぐ隣が他の人の土地であったりすると、機材を一回一回手でトラックから運ぶしかなく手間がかかります。また、スペースがないと足場を組むスペースをとるのも困難で、隣の家のスペースを使用することも出来ないので、空中で足場を吊ったりします。家の四方のうち1辺が狭いスペースであった場合は、他の3辺の足場の基礎の力を頼り、高さ1メートルほどの所で支柱を分岐させクランプ等で固定します。その際は必ず家にボルトで固定します。足場が完成したら、台風や地震などで足場が崩れないように、四方を6メートルの単管で固定し土に杭を打ちます。そうすることで一層足場の強度が増し丈夫になるそうです。外壁の塗装の際は隣の家にペンキなどが飛ばないように前面にシートをかけて完成です。足場の仕事は体力的にも大変ですが出来上がったときの達成感は何ともいえず嬉しいものがありました。

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